千年の歴史を刻む、歌枕の地

籬島(まがきじま)は、宮城県塩竈市の塩釜港に浮かぶ周囲約100メートルの小さな無人島です。古くは平安時代の『古今和歌集』において、東歌(あずまうた)に「まがきが島」として詠まれて以来、陸奥の国(みちのく)を代表する名高き「歌枕(うたまくら)」として多くの文人墨客に愛されてきました。

籬島全体が「籬神社(曲木神社)」の境内地となっており、塩竈市の象徴的な存在である鹽竈神社(しおがまじんじゃ)の境外末社(けいがいまっしゃ)として古くより大切に護り伝えられております。
志波彦神社鹽竈神社HP「曲木神社の御由緒」もあわせてご覧ください。

松尾芭蕉と『おくのほそ道』

元禄二年(1689年)、俳聖・松尾芭蕉は曾良を伴い陸奥の旅路を進め、塩竈の地を訪れました。芭蕉は塩釜港から籬島を眺め、その美しい景観に深く心打たれたことが日記『おくのほそ道』に克明に描かれています。現在、島は国の名勝「おくのほそ道の風景地」の一つに指定されています。

籬神社 参道

参拝・アクセス案内

Access Information

所在地 〒985-0001 宮城県塩竈市新浜町1丁目
開門日時 毎月1日、土曜日・日曜日、祝日
午前10:00 〜 午後4:00(季節や気候により変動あり)
※防犯および安全確保のため、上記開門日時以外は陸地から島へ架かる「まがき橋」が施錠されており、島内への立ち入りはできません。
拝観料 無料
アクセス方法 電車でお越しの場合
JR仙石線「東塩釜駅」より徒歩約9分
JR仙石線「本塩釜駅」より徒歩約25分

お車でお越しの場合
三陸自動車道「利府塩釜IC」より約10分
※島内および周辺に専用駐車場はございませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。